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随意契約で政府から売り渡された備蓄米の販売が、12日から大分県大分市のディスカウントストアでも始まりました。
朝早くから多くの人が並び、わずか20分ほどで完売しました。
◆TOS渡辺一平記者
「時刻は午前8時、大分市で初めてとなる備蓄米の販売を前に開店1時間ほど前から長い列ができています」
いよいよ大分市でも販売が始まった備蓄米。
ミスターマックス西大分店には朝早くから300人以上が並んでいました。
◆並んでいる人
「昨日、ネットで探したら(販売予定が)あったので朝早く家を出た」
「月の出費がお米でかさんでしまうので今日買えたらいいと思って来た」
こうした状況に、店側は開店を15分早めて対応しました。
販売されたのは2022年産の通称「古古米」で、5キロ入りの値段は税込み1944円でした。
◆客
「待った甲斐があった、うれしい」
用意された350袋はわずか20分で完売しました。
◆最後の1人
「運がよかった。普通の買い物に来たがお米を安く出してると言ったから」
一方、買えなかった人も…
◆買えなかった人
「今来たばかりでもっと早めにくればよかった」
ミスターマックスは県内に2店舗構えていて、宇佐店では13日備蓄米を販売するということです。
今後も精米が終わり次第、各店舗で販売する予定です。
◆ミスターマックス 西大分店戸高清和店長
「お米に対する関心度の高さをしみじみ感じている。よりお客様にとって安定した供給が実現できるようにお買い物の選択肢の幅を広げていけたら」
こちらの店で備蓄米を買った人の中には隣の別府市から訪れた人もいました。
◆備蓄米を購入した立山拓路さん
「無事買えて良かった帰って食べたい」
その後、取材に応じてくれた男性の自宅に伺いました。
別府市で一人暮らしをする立山拓路さん24歳、昼ごはんのために早速、購入した備蓄米を炊きます。
立山さんはスイミングスクールで働いていて選手としても活動しています。
普段食べるコメの量は1日に5合、食費を節約するため12日は開店2時間前の午前7時ごろから並んだそうです。
◆立山拓路さん
「においがおいしそう」
気になる古古米の味は?
◆立山拓路さん
(Qどうですか)
「おいしいです。そんなに(銘柄米と)変わりはない」
県内でも徐々に販売が始まっている備蓄米。しかし、販売時期が未定のスーパーなども多くたくさんの人に行き渡るにはまだ時間がかかりそうです。